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【事例?T】
N保険会社の場合

 

○ OJT目標管理制度
〔意義〕
・女子社員一人ひとりが、自らの仕事の中で目標を立て、実務能力を高めていくことを狙いとし、これを管理者が日常業務の中で全面的にバックアップして、部下の能力向上を図っていく仕組み
〔具体的な進め方〕
・まず年度の初めに部下一人ひとりが自分の担当している現在の仕事の洗い出しをする
・「実務習熟度診断カード」(別図1)を使って現在の自分の実務能力のレベルと弱点を見つけだし、次に今年度どの程度までに自己の能力を向上させるかの目標を自分で立てる
・立てた目標が職場全体の中でみた場合に、果たして期待される内容と程度のものであるかを上司との話し合いで確認した上で、「OJT目標管理実施サイクル計画表」(別図2)に沿って実行する
〔効果〕
・従来以上に各自が自分の仕事の取り組みに主体的になってきたこと
・上司が部下一人ひとりの実務能力を把握し、その指導に力を入れだしたこと

 

〔資料出所:二挺木秀雄「OJT(0n the job Training)」『看護展望’88−1増』〕

 

 

 

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